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私の釣魚小全

釣魚小全

釣魚小全休日の徒然  私の釣魚小全
 何時だったか、Fenwick のパックロッドが日本橋の釣具量販店に置いてました。9,999円の Made in China は構わないんですが、ブランクに塗装していないみたいなんですよね…。
 しばらく、神田の方へ歩いて行き、老舗で訊くと、「うーん…支障はないかも知れないですけど、繊維に傷が付き易いから、一塗りした方が、買うなら良いですよ。」とのこと。

 しかし・・・Fenwick のパックロッドが半額程度になってしまったとは・・・なんなのかなぁ・・・?昔、バックパッキング用にハーディーのキャンパーを買おうか悩んだが記憶がありますが、当時、$100しないパックロッドも、2~3万円で売られていた記憶もあります…。物品税は既に廃止になっていましたが・・・。

 ところで、四半世紀前の日本では、釣堀あたりでも7g、10gのスプーンをキャストしている人々が多く見受けられました。別に  40、50cmの虹鱒が、うようよいたからでは、ありません。
 スプーンが好きでも、スピナーの名門 Mepps の1番あたりを使っているのは、ましな方で、0番を探すのは釣具屋で至難の業でした。
 Shakespeareの3gのスプーンやDaredevil の確かSketter( トローリング用じゃないのか?)、Kastmaster の1/8oz を見付けたりすると、一大事の時代だった記憶があります。
 ダイワのクルセイダーがオークラのコピーだったり、ミノーもRapalaやABUのコピーだった時代です。コピー商品とは言えないので、雑誌等には「レプリカ」と書いてあった記憶があります。オリムピックのスーパーデュパーが、日本のメーカー製では、入門書等で評価されていましたが、今は、米国製でスーパーデュパーが出ているのをネットで観ました。時代の盛衰を感じさせるのは、ABUとGarciaとMitchellの国際的業界再編だけではないですね・・・。
 最近は、ミノーを見ると、Rapala型はRapalaぐらいになり、トラウトからシーバス用まで、みんなで腹部の湾曲している∩型のミノーを出しています。ミノーのアクションが、凄く生き生きとするんですが、元祖は、ナイル・マスターだと記憶している同世代の方も多いのではないでしょうか…。

 オリムピックのインチビックは復刻に値するルアーです。・・・と、思います。

 ダイワのシルバークリーク・シリーズは、ミノーもスプーンも大変、出来が良い(良かった。)との感想を持っています。パックロッドも手頃な値段で良い竿だし、3gのスプーンも肉厚で、小さいながらも飛距離が出て、澄んだ渓流では、10m先のアップストリームからリトリーヴされて来る姿も、キラキラ、ユラユラと、川底から躍り出る小魚の様を目視できます。
 それにしても、最近の釣具屋さんは、逆にひらひらした1.5gのスプーンなんか流行らせ始めて、3gになると昔より薄い分、大きくなります。釣堀専用だそうですが、流れのある渓流やインレット等では、浮いてしまって困ったものです。
 ミッジのミノーやリップ付きのワーム用ジグヘッド、サスペンドミノー等、ハンドメイドで昔、作って試していた物が商品化されるにつれ、ルアーフィッシングをする人なら誰もが、一度は、同じ物を考えるものだなぁ、とも感じます。恐らく、小出しにしているんでしょう。
 小学生頃にルアーフィッシングを知った頃が、我が国の第一次ルアー・ブームらしきことを後ほど知りました。バサーの出現が第二次でしょうか?とんでもないバス・プラグが釣具屋さんの店頭に出現し、ベイトキャスティングロッドにスピニングリールを付けても気が付かない様な人が、Orvisのフィッシングベストを街中で着て、レッドウイングや天気が良いのにLL.Beanのラバーモカシンなんかを履いていました。
 アウトドアーブームとともにフライラインにティペットを付けるのを忘れてたり、渓流の鱒釣場でスピニングリールに12lb.tラインを巻いてる様な人々が現れ、バスにはベイトキャスティングを使うべし、との不文律の下、そこいらじゅうで、バックラッシュが頻発し、釣り場は、切れた釣糸の屑だらけになりました。
 環境問題が社会的に重視されると、同時にゲーム・フィッシングも、より、周知され始めましたが、何分、ファッション性が高いので、流行廃りがあるのも致し方ないのでしょう。

 釣具屋さんの長期事業計画を感じるのは、私だけでしょうか・・・?

赤白

カリフォルニアにて
私     【楽天市場】デジカメ市場  



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